らせん階段でつながる狭小住宅
狭小地に計画された木造2階建ての狭小住宅です。玄関を入ると壁面下足収納があり、広くはないのですが壁をくり抜いたニッチがいくつも設けてあるので狭く感じさせません。
リビングとダイニングの奥に家事動線を考えた家事収納の壁で仕切ったキッチンがあり、家事動線の流れの中にコンパクトに水回りが設けてあります。リビング上部の大きな吹き抜けの中の螺旋階段で2階の寝室等につながっていて、南面の上部に設けた大きな窓を通して気持ちの良い空間が感じられます。
子供部屋は天井を高くしてベッド・机・クローゼット・本棚をコンパクトにまとめて作り付けにしてあり狭さを感じさせない工夫が随所に仕掛けられています。
外観は狭い庭と建物を重ね合わせてコンパクトにまとめ上げています。
お施主さまの声
家づくりのきっかけ
私たちは消費税が上がる前に、家を建てたいと思い、はじめはハウスメーカーでお願いをするのか、もしくは設計事務所でお願いをするのかを悩んでいました。
ちょうどそのタイミングで、川島建築事務所さんのホームページを見つけました。
その時、住んでいた場所から川嶌さんの事務所が近いということもあり、まずは話を聞きに行くことにしたのです。
初めて設計事務所を訪れた時は、緊張をしていたのを今でも覚えています。
川島建築事務所との出会い
緊張しながらも、川嶌さんに私たちの家づくりに対する要望や、想いをぶつけたところ、じっくりちゃんと話を聞いてくれましたので、私たち夫婦は、どんどんいろいろな質問をしました。
その中でも、川嶌さんの家づくりへの予算や金額の説明がとても分かりやすく、とても参考になりました。
川島建築事務所さんにお願いしようと思った決め手は、家族が住むのにバランスの良い家づくりをされている所でした。
住み心地
オシャレだけど実用性があり、温かみを感じる家。
川島建築事務所さんは、まさにそんな家づくりをされています。
川嶌さんの提案で、子ども部屋をあえて狭くつくることによって、自分の部屋に長く閉じこもることを防ぐというのは、建築のプロならではの提案だと思いました。
私のお気に入りは、一階から見た二階の空間使いです。
吹き抜けになっているので、とても開放的な気持ちになりリラックスすることが出来ます。
当初、内装の色合いはこれで決まり!と思っていても、建築途中、「この部分はこういう色に変更したいなぁ…」と思っていると川嶌さんが「ここの棚の扉の色を変更してみましょうか」など、私たちが言う前に、気付いて提案をしてくれたことはとても嬉しかったです。
川嶌さんがおっしゃっていたインパクトのある一言があります。
「家は買うものではなく、建てるものですから…」
私はこの言葉にとても共感しました。
家を一からつくることは大変でもありますが、すごく楽しかったです。